その手助けは誰のため?これって過保護?失敗から学ぶ『危ない子育て』②

先日、犯罪心理学者の出口保行さんの著書を読みました。

著者が少年院などで多くの子どもたちと関わってきた経験をもとに、「どんな子育てが非行や犯罪につながりやすいのか」というテーマが書かれている本です。

子育てに正解はない・・と言いますが、我が子が犯罪を犯すなんて・・親としては避けたいですよね。

子育て4つの療育タイプについてはこちらを参考にしてください👇

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今回は「過保護型」について、私が気をつけていることと本の内容が重なるところを紹介したいと思います。

「過保護」は本当に悪いこと?私が子どもを手助けするときに大切にしていること

「過保護」と聞くと、あまり良いイメージを持たない人も多いかもしれません。

でも、本を読んで改めて感じたのは、

過保護だから悪いのではなく、偏りすぎることが問題だということです。

実は私自身も、どちらかというと子どもに手をかけたいタイプです。

困っていたら助けてあげたい。

失敗しないように教えてあげたい。

そんな気持ちはいつもあります。

でも、その「手助け」は誰のためなのか。

ここがとても大切だと思っています。

その手助け、本当に子どものため?

例えば、今度小学校6年生の娘が1人で大阪の祖父母のところまで電車でいきたい!と提案してきました。

子どもが一人で電車に乗るのは心配。。

そんな時、

「危ないから一人では行かせない。」という選択もできます。
危ないから車で送っていくという選択もできます。

心配性の夫はすぐに「え!?大丈夫か!?」「車で送って行こうか!?」と言ってました。
いやいや祖父母に迎えにきてもらうこともできるし、そういう話じゃない(笑)
そんなパパの性格を知っているので娘は私に話を通しにきたんです。
賢い(笑)

私は「それはいいね!ワクワクするね。いくとしたら何が不安?」と娘と話をして
一緒に電車に乗る手順や行き方を確認したり、困った時は駅員さんに聞くこと、
乗り間違えたらどうしたらいいかを一緒に考えたりしました。
なんば駅までは祖父母に迎えにきてもらうことにしました。

手助けの目的は「安心」ではなく「自立」

親は子どもが大切だから心配します。

その気持ちは自然なことです。

でも時々、

自分が安心したいから先回りしてしまうことがあります。

転ばないように。

失敗しないように。

傷つかないように。

でも、その結果、

子どもは失敗する経験も、

乗り越える経験も失ってしまいます。

だから私は、

「この手助けは誰のため?」「自分が安心・満足するための手助けになってないか?」

というのを判断軸にしています。

子どもが自分でできるようになるための手助けなのか。

それとも、私自身が安心したいだけなのか。

これって大きな差だと感じてます。

今回は6年生の娘の話でしたが、それぞれの年齢の発達段階やその子の能力に応じて
まだ難しいこと、頑張ったらできることを見極めて
「私・僕自分でできた!!」という経験ををどれだけ積み重ねることができるかが
その子の「自己効力感」に繋がり、自分の力で進む力になっていくと思ってます。

ここはとても意識しているところです。

自分のためだけでなく、
「他人からどう思われるか?」って
判断軸で決断することも注意が必要だと思っています。

あの親はちゃんとしてない

危ないことを平気でさせる


ちゃんと見ていない

な〜んて思われてるんじゃないかなって心配で
なんでも先回りしてやめさせる・・なんてこともあるんじゃないかなって。

子供同士のけんかだってお互いに社会性や協調性を育むとっても大切な経験です。
何をすれば人は嫌がるのか
自分の意見をどう伝えればいいのか
意見が違う時にどう折り合いをつければいのか
怒りが湧いた時の対処法
相手を傷つけてしまった時にどう謝るのか、関係性を修復するのか

喧嘩をさせない、親が間に入って謝ってしまうなんてことで学ぶ機会を失います。

これはいろんな価値観の親御さんがいますから・・
そうは言っても「あなたのお子さんどんな教育してんですか!?」なんて言われちゃうことあるかもしれませんね。

そこは本当にこのご時世難しいなって私も思ってますが
可能なら親同士や他の大人同士が信頼関係を気づいて、一緒に見守りれるといいなと思っています。

答えは親が教えるものではなく、一緒に考えるもの

子どもから相談された時も、私はできるだけ答えを教えないようにしています。

「どうしたらいいと思う?」

「あなたはどうしたい?」

そんなふうに問い返します。

子どもなりに考えた答えをまずやってみる。

うまくいかなければ、

「じゃあ次はどうしようか。」

また一緒に考える。

親が正解を与えるより、考える力を育てることの方が、これから先の人生ではずっと役に立つと思うからです。

子どもがいつでも相談できる親でいたい

私自身、親のことはとても信頼していました。でも相談はあまりしませんでした。
忙しそうだったし、心配をかけたくないと思っていたからです。

だから私は、

子どもたちには「今日は学校ど〜だった?」って夕飯の時に話してもらいます。言わなくてもノンストップで話してくれるんですけどね(笑)

「いつでも困ったら相談しよう」と思ってもらえる親でいたい。

否定されない。

怒られない。

一緒に考えてもらえる。

そんな安心感があるからこそ、

本当に困った時に親を頼れるのではないかと思っています。

過保護かどうかではなく、目的を考える

私は、子どもを手助けすること自体は悪いことではないと思っています。

大切なのは、

その手助けが、

子どもの自立につながるものなのか。

それとも、

親の不安を減らすためのものなのか。

そこを親自身が立ち止まって考えること。

過保護かどうかではなく、

「この手助けは誰のため?」

そんな問いを持ちながら、これからも子どもたちと関わっていきたいと思っています。

About me

三重県桑名市周辺/出張産後整体Karuna 代表 植田なお

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