私の子育ては大丈夫?失敗から学ぶ「危ない子育て」①高圧型の子育て

子育てに正解はある?

先日、犯罪心理学者の出口保行さんの著書を読みました。

著者が少年院などで多くの子どもたちと関わってきた経験をもとに、「どんな子育てが非行や犯罪につながりやすいのか」というテーマが書かれている本です。

子育てに正解はない・・と言いますが、我が子が犯罪を犯すなんて・・親としては避けたいですよね。

この本の中で言われていることが
普段私が大事にしている「中庸」「何事もバランス」に繋がる内容で
私自身が子育てで大事にしていることにも重なっていたので紹介します。

『これって過保護すぎるかな?』

『厳しすぎるのはいけないけど、厳しくしないと言うこと聞かないし、ダメな子になりそうでどうしたらいい?』

『多様性を大事にその子らしさを大事にって・・子供の意見ばかりに合わせてていいの?』

など迷ってしまう方には一つのアイデアになると思うのでぜひ読んでください。

あなたのどのタイプ?4つの養育タイプ

著者は法務省心理職として1万人を超える非行少年・犯罪者を見てきた結果、 
学者サイモンズの言ったとおり、子育てには4つのタイプが存在することに気づきました。 

その4タイプとは「過保護型」「高圧型」「甘やかし型」「無関心型」



この4つのタイプに程度の違いはありながらも誰でも知らず知らずのうちに 
こどれかに偏っていることがあるのです。

でも、どのタイプが悪いというわけではありません。
これが本当に腑に落ちたところです。

問題なのは、どこか一つのタイプに極端に偏ってしまうこと。

著者は多くの経験の中から極端に偏った親の家庭に犯罪者が育つことを確信したようでした。

あなたの子育てはどのタイプでしょうか?

思い込みを手放して俯瞰できる力を持つこと

改めて考えてみると私自身はこの4つのバランスを常に考えながら子育てをしてることに気づきました。

どちらかというと高圧型×過保護型傾向の夫と無関心型×甘やかし型の私なのでバランスがいいのかも!


バランスがうまく取れない原因として
「思い込みに気づき手放すこと」が書かれていて


例えば・・
・中学受験をしていい大学に行かないと幸せになれない
・自分の子供がいじめなんてするはずがない
・先回りして失敗させないようにしないといけない
・この子は自分がいないと何もできない
・自分の子育てが正しいに決まっている

など、いろんな思い込みやバイアスがかかっていることに気づき、
そこから離れて自分や子供、そして子育てを俯瞰する力をつける必要があります。

子どもの様子を見ながら

「もしかしたら今の関わり方を見直した方がいいのかな?」

と、できれば夫婦で話し合いながら修正していくことが大切なのだと思います。

親も人間です。

失敗もします。

だから完璧を目指すのではなく、

子どものSOSや問題行動に気づき、その都度修正していく。
子育てはその繰り返しなのだと思います。

自分の子育てになると感情が入り、冷静に見られなくなることがあります。

だからこそ、一度第三者になったつもりで整理してみる。

あるいは誰かに話してみる。

そんな時間も大切なのかもしれません。

私の「高圧型」の部分 社会のルールと家訓

4タイプで考えると、我が家にも「高圧型」の部分があります。

まず一つ目や社会のルールを伝える場合です。
・人を傷つけない
・約束を守る
・自分のことは自分でやる
・安全・命を守ること
・挨拶などの礼儀
・困った時には助けを求める

これはちゃんと親から教わっていないと子供が社会に出た時に困ることです。
「生きづらさ」を感じることもあるのできちんと教えることは必要です。


それ以外の面では小学校高学年くらいまでは、ある程度「家訓」のように親がルールを決めてもいいと考えています。

例えば我が家では、

・平日はゲームをしない
・夜8時半に寝る
・宿題と通信講座(進研ゼミ)を終えてからテレビ
・お菓子はおやつの時間だけ

こうしたルールがあります。

生活リズムは、小さい子どもだけで管理はできません。
だからこそ、小さい頃から習慣にしてしまう。

我が家では休日でも基本的に6時に起き、8時半には寝ます。
そのために、子どもの睡眠時間を優先して私自身の仕事や家事の予定も調整しています。

夫は時間にとても厳しいタイプで、結婚当初は私も正直大変でした。
でも今振り返ると、この習慣は続けてきて本当に良かったと思っています。

ゲームの時間も親たちの悩みの種ですよね。
小さな頃は「楽しい!もっとやりたい」と自分の欲求をコントロールすることは難しいです。

うちは平日NGの代わりに平日はTVゲームは無制限。タブレットゲームは1時間まで自由です。
これが正しいか?は分かりませんが、小さいうちは親がルールを決めて
それで子供が不満を持つようになったり、不具合があったら修正する、相談して子供と一緒にルールを決めていけるといいですね。

ルールがあると親も子供も迷いも無駄な小競り合いもなく毎日が平和です。

習い事や塾などを親の思いや期待で小さな頃から熱心にやる場合もありますよね。
これがうまくいく場合もあるし、行かない場合もあると私は思っていて、これはまた別の機会に記事にします。

大切なのは「厳しさ」ではなく「ブレないこと」

私が一番良くないと思っているのは、

親の気分でルールが変わること。

「8時半に寝なさい!」と言っていたのに、休日だから10時までテレビ。

「お菓子は禁止!」と言っていたのに、泣いたから今日は特別。

これでは子どもは何を信じていいのか分からなくなります。
泣いても、怒っても、ダメなものはダメ。

親がブレなければ、子どもはちゃんと理解します。

「よその家はよその家。」

これも親がブレないからこそ伝わる言葉です。
ブレないからこそ子供も理解するので逆に叱ったり怒ったりする機会が減ります。

イレギュラーにも理由を伝える

もちろん例外はあります。

旅行先だったり、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に過ごす日だったり。
我が家では、私はガチャガチャやUFOキャッチャーにはお金を出しません。
取ったものを大切にしないことが多いことと、家に物を増やしたくないからです。
でも祖父母は孫が喜ぶ姿を見るのが嬉しくて、たくさんやらせてくれます(笑)。

そんな時は、

「今日は特別だよ。」

「おじいちゃん、おばあちゃんはあなたたちが喜ぶ姿を見るのが嬉しいんだよ。」

「でもママは物を大事にしてほしいから普段はお金は出さないよ。」

と理由まで説明します。子どもは理由が分かると納得できます。

説明がないと「この間はやらせてもらえたのになんで今はダメなの!?」と小さいうちは伝わりません。

意外と小さいうちから理解できますのでちゃんと話してみてください。

「なぜそのルールなのか」を親自身が理解する

私は親の理想や価値観を押し付けること自体が全て悪いとは思っていません。

ただ、

「これは親の価値観なんだ」という自覚を持つこと

そして、

「なぜそのルールが必要なのか」を説明できること。

これが大切だと思っています。子育てはルールを守らせることではなく、価値観を伝えること。

そのためには、まず親自身が「なぜそうしたいのか」を理解している必要があるのだと思います。
その上で「あなたはどう思う?」と話ができるといいですね。

そうすれば「これって厳しすぎる?」って迷うことも
子供が親の高圧的な態度に窮屈に思うことにも防げると思います。

まとめ

親が子どもに伝えたいのは、「言うとおりにできる子になってほしい」ではありません。

人を大切にし、自分を大切にし、困った時には助けを求められる人になってほしい。

その土台となる社会のルールは、小さい頃から一貫して伝える。一方で、家庭のルールは「なぜそうするのか」を親自身が理解し、理由を説明しながら、子供の思いも聞きながら伝えていく。

この2つを分けて考えることで、子育ては少しシンプルになるのではないかと感じています。

この記事がママたちの何かヒントになれば幸いです。

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三重県桑名市周辺/出張産後整体Karuna 代表 植田なお

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